World Music Night vol.7 スリー・フォー・ブラジル

2011年6月11日(土) 高知市文化プラザかるぽーと小ホール
World Music Night vol.7
~世界の音楽と料理を楽しむ夕べ~
主催: 国際的な音楽交流を中心に高知を楽しくするプロジェクト

当プロジェクトが誇る人気プログラム、「World Music Night」も今回で7回目となりました。
今回はメインアクトに本場ボサ・ノヴァトリオ「スリー・フォー・ブラジル」、そして地元出演は高知が誇るラテンバンド「花山海」ということで、テーマはもちろん「ブラジル」!
いろんなブラジル料理の情報を探して走り回り、スタッフも当日はカナリアカラーで決めてお客さんをお迎えしました。

超満員のお客さんで埋め尽くされた客席。
期待でいっぱいにふくれあがった会場に最初に登場したのが「花山海」です。
「花山海」はこのイベントにぴったりのラテンバンドで、これまで何度か出演のお願いをしていたのですが、いずれもタイミングが合わず、今回、主催者の念願叶っての出演となりました。
それを受けてかメンバーも気合い十分、バンドの構成もフル編成での演奏で、あっという間に会場はラテンカーニバルのような盛り上がりです。
やはり大編成のパーカッション楽団は楽しい!

一気に盛り上がった会場は、休憩を挟んでしっとりとした大人のボサ・ノヴァトリオ「スリー・フォー・ブラジル」の演奏でがらりと空気を変えます。
アコースティックギター、サックス、ボーカルという最小限の編成にもかかわらず、じっくり熱を持った演奏に客席は引き込まれていきます。
ボサ・ノヴァの名曲からジャズのスタンダードまでを「スリー・フォー・ブラジル」流に演奏する3名。
途中ムード歌謡の「ブルーライト・ヨコハマ」をギターのポリーニョさん、ボーカルの森さんでデュエットしたときは、会場からは違った盛り上がりを見せました。
ラストはスタンダードジャズの名曲「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」。
心地よい余韻を残したコンサートでした。

(吉田剛治)