ティム・レイク

2008年7月11日(金) アルテック
ティム・レイク
主催:高知・アメリカン・ルーツ・ミュージック・ラヴァーズ

会場に入ってちょっとびっくりしたのは、なぜかしら客席にご婦人が多かったこと。
ポスター・チラシを見て、若き日のポールマッカートニー風のいい男を想像していたら、きっと昔の写真だったなぁ?「人のよさそうなおじさま」だった。
フィドルを始めて3年?だかのティムさんのご子息シンくんが、おじさんたちにまじってクールに演奏していたのと、それをあったかく見守るティムさんのまなざしがヨカッタ。
順繰りに演奏をしていくのがお決まりのようで、数少ないマイクスタンドに演奏者が近づいてソロ演奏、ブルーグラスの面白さは、その即興演奏なのでしょうね。舞台の上は、それは楽しそうで、「アンタたちだけ濃密な国際交流しやがって・・・」とジェラしいくらいでした。本当に音楽は、言葉の壁を超えてコミュニケーションできるものやなあとつくづく思います。
(中越令子)

ライブ中のティムさんの笑顔がとてもすてきだった。
ティムさんのお子さんフィドル弾きの“しんちゃん”。14歳(?)の男の子が名だたるおっさん連中の中で演奏に食らいついているのがよく伝わってきた。将来がとても楽しみだ。
それにしても日本ツアーの間、学校はどうしてるんだろう・・・。
会場の一番奥、壁の影から旦那さんとお子さんの演奏を見守る奥様の姿が印象的。
会場はたくさんの人でいっぱいだった。また、皆さん聞き方がじょうず。お客さんの良さでも会場の雰囲気は決まる!
最後にThe Longing for the southlandの共演は素晴らしかった。ブルーグラスを知らない私(どい)には、今思えば全てが同じ曲に聞こえていたが、その場にいてこその臨場感。やっぱり生音はいいですね。
(土居貴之)