World Music Night vol.1 Wayno

2008年10月30日(木) 高知市文化プラザかるぽーと3階ガレリア
World Music Night vol.1
~世界の音楽と料理を楽しむ夕べ~
主催:国際的な音楽交流を中心に高知を楽しくするプロジェクト/(財)高知市文化振興事業団

初めて取り組んだ~世界の音楽と料理を楽しむ夕べ~『World Music Night Vol.1』はなんとチケット完売!で迎えました。会場に入れなかったみなさん、ほんとうにごめんなさい。

さて、当日はライブに先立ちフード類の販売が行われました。国際的な「音楽」交流だけでなく、「食文化」でも交流をしようと高知在住の外国の方やエスニック料理店のみなさんの協力でなんと9カ国(タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピン、スウェーデン、スペイン、チュニジア、メキシコ、ペルー)の料理がならび、会場いっぱいになんともいい香りが立ち込めました。価格もリーズナブルでどの店も長蛇の列。みなさんもの珍しそうに「これどうやって作るが?」などお店の方と交流しながら注文されていました。私が食したのは“なんちゃってブリック(チュニジア)”、“シネガンヌードル(フィリピン)”“豆スープ(スウェーデン)”インカコーラ。もっといろいろ食べたかったなー。結局すべてのお店で用意した食べ物はすべて完売という盛況ぶりでした。

ライブはKostaRessomさんのディジュリドゥ演奏でオープニング。”ディジュリドゥ”とはオーストラリアの先住民アボリジニに伝わる伝統的な管楽器だそうです。魂がふるえるような重低音で神秘的な響きが会場を圧倒しました。続く2番手は高知の誇るカントリー・ブルーグラスバンドLonging for the Southland。軽快なブルーグラスのナンバーを披露。この頃は会場も満席となり、ビール、ワイン片手にほろ酔い気分でリズムを取り、「高知でこんな本格的なブルーグラスが聞けて感激」と話されるお客さんも。そしてトリはフォルクローレバンドWaynoの登場です。ニューヨークを中心に活動し、最近は高知でもライブの機会があり、おなじみさんも増加中。Luis Vircherrez(ケーナ・サンポーニャ) Francisco Rodriguez(ギター) Leider A Dorado(チャランゴ) Cesar Fereira(パーカッション) Hideji Taninaka(ベース)の5人が奏でる郷愁あふれるアンデス民謡やノリノリの自作曲などあっという間の1時間が楽しく過ぎました♪

今回の会場は、かるぽーと3階ガリレアを使わせていただきましたが、半分野外半分屋内のような開放的な雰囲気の中で行うことができました。またリユース食器を導入し、極力ゴミを少なくする試みを行いましたが、協力してくださったみなさん、どうもありがとうございました。カフェ・ドゥ・リーブルさんにもお世話になりました。この場をお借りして感謝申し上げます。

ということで第1回目は無事大成功となりましたが、わたしたち“国際的な音楽交流を中心に高知を楽しくするプロジェクト”メンバーは終わって早々「次は何して楽しもうか」と画策中です。次回もどうぞお楽しみに!
(P細木)