無事終了しましたワールドミュージックナイトvol.25 カリトマトナベシーシャカ。
カリトマトナベシーシャカとの最初の出会いは「ザッハトルテの都丸さんの別ユニットをやるので手伝ってー」と坂野さんから依頼を受けた現場だったかと思います。
それぞれにメインの活動を持つ、スゴ腕ミュージシャンによるセッションユニット。
多少の無茶をやっても許される(というか無茶をふっかけ合ってる)小学生男子のような大暴れのパフォーマンスに一発で虜になり、その後何度かお手伝いしたり、お客さんで聞かせてもらったりしているうちに「彼らの演奏を大きな会場でドカンとやってみたい!」という野望がムクムクと湧き上がりました。
公共ホールでお上品なコンサートをするのとは雰囲気が違うけど、ワールドミュージックナイトなら会場全体で盛り上がれるんじゃないかしら?と企み、みなさんのスケジュール調整をし、気合いの告知と手売りをして迎えた本番!
それぞれの活動が忙しく、全員揃って演奏するのは半年ぶり、そして今回に向けたリハも一切やってないとのことだったのですが、そんなことを軽く飛び越える皆さんの技量よ!
定番曲の「ピラータ」と「あの空に虹を」で一気に客席を掴み、しょうもなさ極まるゆるいMCで会場を弛緩させ(都丸さんからシーサトさんへの無茶ぶりMC「最近、なんか面白いことあった?」とそれに答えてだだ滑りするシーサトさんは最高でした)、それぞれのセッションコーナーでは全く違う一面を見せる皆さん。
さらにはザッハトルテの新曲として先日高知で録音をした「古い月」をカリトマトナベシーシャカバージョンで演奏したのですが、こちらもおそらく事前に音源を送って、現場ではじめて譜面を渡して合わすという離れ業にも関わらず、リハでは結構「大丈夫か!?」ってな状態だったにも関わらずw、見事な演奏でした。坂野さんも頑張った!
無茶ぶりソロパートや、ナベちゃんシャカさんのインプロ合戦とか、もう○○○○すれすれのところを突きながらw、結局は実力に裏打ちされた演奏で持って行ってしまうみんな。今回はじめて彼らの演奏を見た方も多くいたのですが、多くのお客さまから「これは凄いものを見た!」「よくぞ彼らをこのイベントに招いた!」と大好評をいただき、CD物販もあっという間に完売となりました。
あー、おもしろかった!
このユニットはみんなのメインの活動ではないからこそのスリリングさと、やるごとにそれぞれの成長っぷりが確認できるのがホントに面白い!(MCがひどいままなのが、なお良いw)
皆さん!またいろんな形でいっしょにやりましょー!!
(吉田剛治)