23回目のWMNは、日本におけるポルトガルギターのパイオニア・湯淺隆さんと、マンドリン界をリードする吉田剛士さん(どこかで見覚えのある名前?)によるアコースティックユニット「マリオネット」。
マリオネットのお二人は、高知の森づくりの活動へのご協力など関係は深く、昨年は梼原町の「ゆすはら未来大使」に就任されています。結成20年を超え、ポルトガルと日本の文化交流発展を目的にしたジョアナ・アブランシェス・ピント賞も受賞されるなど国内外で活躍されています。
さて、コンサートはポルトガルの街並みやリスボン万博の映像をバックに異国情緒あふれる演奏が披露、来場いただいた方からは「ポルトガルに旅行に行った気分」「軽やかな演奏でリラックスでき、楽しいライブでした。おしゃべりも楽しく、明日も元気に仕事に行けそう」などの感想を寄せていただきました。使用された楽器はポルトガルギターはじめマンドリュート、ポルトガルマンドリンのほか、写真右上の長さ40㎝ほどのちびっこい割に大きな音のするギリシャのバグラマという楽器も。
マリオネットさんのコンサートは何回か見ていますが、個人的には湯浅さんのパーカッシブなギターが好きなんですね♫いつの日か、とさでんのポルトガル電車を借り切ってのマリオネットコンサートができたら、と思います(^^)v
今回もたくさんのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。音楽と関連のある食べ物や飲み物が好評のWMNですが、「(ポークをはさんだ)ポルトガルサンドやポルトガルスープがおいしかったです」など今回も楽しんでいただけたようです。オープニングアクトをつとめていただいた「森音(モリーネ)」さんの演奏は、高知の木で作られた手作り楽器のあたたかな音色が会場にふわりと広がりました。(ポール細木)