2013年4月19日(金) 高知市文化プラザかるぽーと小ホール
主催: 国際的な音楽交流を中心に高知を楽しくするプロジェクト/高知市文化振興事業団
今回のテーマは「ヨーロッパ」。アイリッシュやクレズマー、ジプシーなどの民族音楽や、フランスのミュゼットなどの大衆音楽も奏でるアコースティックトリオ「ザッハトルテ」をメインアクトに、高知からはフランス音楽を演奏する「クロパン・クロポン」の演奏をお届けしました。
まずは開演前、満員のお客様で賑わうロビーに、アコーディオンを弾くトラ、しまたろうと、ショルダーカホン(パーカッション)をかついだパンダ、パンダロンが現れて、演奏しながらステージに行進します。ステージ前で歌のみゆきおねえさんも一緒にダンスと楽しい演奏を披露し、会場を暖めて本番スタートとなりました。
まずはクロパン・クロポンの演奏。アコーディオン、バンジョー、そしてトイピアノや見たこともないさまざまな楽器を使って届けられる演奏は、少しおしゃれで、そして気持ちよい空気を運んでくれました。
そしてメインアクトのザッハトルテは、チェロ、ギター、アコーディオンという独特の編成ながらも重厚で、そしてエネルギッシュな演奏です。年間100本以上のライブを行っているというのもうなずけます。また曲間のお話では演奏からは考えられないトークで爆笑を誘い、さらには手品も披露するサービス精神溢れるパフォーマンスで会場を盛り上げてくれました。
本編後半ではNHKみんなのうたで取り上げられ大ヒットとなった「ドコノコノキノコ」も演奏し、小さなお子さんはじめ、お客さんから大喝采を浴びていました。
(吉田剛治)