World Music Night vol.2 Tipton Hill Boys

2009年3月28日(土) 高知市文化プラザかるぽーと3階ガレリア
World Music Night vol.2
~世界の音楽と料理を楽しむ夕べ~
主催:国際的な音楽交流を中心に高知を楽しくするプロジェクト/(財)高知市文化振興事業団

昨年10月に続いて2回目の開催となりました、ワールドミュージックナイト。
前回からさらにパワーアップした内容でお届けしようと、短い準備期間の中、スタッフはあれこれ知恵を出し合い、満員のお客さんを迎えて開催することができました。

テーマは前回と変わらず「世界の音楽と料理を一緒に楽しもう!」です。
さらに今回は世界のアルコールも楽しもう!と、各国のビールやワインを販売しました。
料理ブースも品数・量ともパワーアップ!単価を安く設定し、たくさんの種類を食べてもらおうという狙い通りで、お客さんからも「ほとんどの種類を食べたよ!」といった声もいただききました。

またできるだけゴミを増やさぬようリユース食器の配付、回収も前回同様行いましたが、お客さんの中にはマイはしやマイ皿を持参された方も多く見られ、主催者サイドとしても嬉しい限りでした。

この他にも会場には、モウキャンドルさんによるキャンドルデコレーションも行われ、やわらかいロウソクの灯りが会場を包みました。

そして肝心の演奏は、アメリカからカントリー・ブルーグラスバンドの「Tipton Hill Boys」をメインアクトに、高知からは、アイリッシュバンドの「Grey Goose」、タヒチアンの「Tia Tahitians」の3組です。

トップバッターの「Tia Tahitians」の南国ムードたっぷりの演奏と踊りで最初から大変な盛り上がりで、実力派アイリッシュバンド「Grey Goose」の演奏では、会場が大きなアイリッシュパブになったようでした。
そしてトリを務める「Tipton Hill Boys」。1曲目から軽快な演奏で、会場からは手拍子がわき起こりました。
ギターのクリスさんは、日本人の奥さんをもらっていることもあり、カタコトの日本語トークで会場を盛り上げます。
後半にはおなじみ、ロンギング・フォー・ザ・サウスランドのメンバーも加わり、大盛り上がりの演奏となりました。

半屋外のガレリアという空間、ざわついた会場という、コンサートとしては悪い条件のイベントですが、個人的には行儀正しく座って聞くコンサートとはまた違った良さも確実に出てきたなぁと実感しております。
次回以降も皆さんに楽しんでもらえるよう、スタッフ一同頑張ります!
(吉田剛治)